中華料理「丸福」でひとりランチ
場所は小田急線の海老名駅(東口)より徒歩5分(神奈川県海老名市中央1-14-21)
店内はL字カウンターの他、奥にはテーブル席。更に店の外にはテラス席あり。
屋根があるので直射日光が当たるということはなさそう。
丸福のメニュー
ランチメニューは無し。麺類を始め単品からご飯モノ、そして定食類。半チャーハンが付く3種のセットメニューもあり。
ちなみにご飯の大盛りは100円増し。他のオーダーを聞いているとご飯大盛りの注文するお客が多かった印象あり。
注文したのは「サンマーメンセット(1,200円)」
餡のトロミ具合やや緩めスープは醤油ベースで塩胡椒の後味とコクが感じられるもの。
しっかり餡が絡まる中細ちぢれ麺はムチムチした歯応えと餡の塩気が麺に絡んで美味い。トロリ餡でコーティングされているので冷めづらい。
だけど熱い。一気に啜って火傷をしないようにマジ注意。また普通盛りでもかなりの量がある。
ところでサンマーメンは豚肉を始めキャベツやモヤシ、人参タマネギニラなどをパリッと炒めた餡掛けラーメン。広東麺や五目そばと類似しているけど、サンマーメンの場合はメインの野菜がモヤシというのがポイント。特にモヤシがシャキッとした口当たりなのが良いのだ。
続いて半チャーハン。
しっとり系で適度なパラパラ具合も混ざっており塩コショウのシンプルな味わい。濃すぎず薄すぎずの絶妙な味付けだね。
具材は卵にチャーシューと至ってスタンダード。そしてこのチャーシューが噛めば噛むほど旨味が出てくるのだ。
おそらくラーメンなどに乗ったチャーシューも同じモノなので、そちらも間違いなく美味しいだろう。
参考までに入口カウンター席はエアコンの効きが悪い。そのため汗だくになりながら食べていると、お店のママさんが「エアコンの効きが悪くてごめんなさい。だけどこんな暑い日にサンマーメンとは根性がありますね!」と愛想良く話しかけてくれたのが印象的だったな。
しかし暑い日に熱いものを食べる。昔はそんな行為は信じられなかったけど、オジサンになって汗をかく気持ち良さを知った今は運動をせずに食べ物で発汗作用を楽しんでいるよ。
そこで更に発汗作用を促すべくラー油の投入。スープの味を崩さぬよう少量での味変。
まろやかな醤油スープから適度なオイリーさと辛さが加わってキリッとした味わいに変化。
ついでに酢も追加すると、スッキリした酸味にラー油の辛味が相まって酸辣麺っぽくなって美味い。
思えば最初はトロミがあった餡も気が付けばサラサラ状態。なぜこうなるかと言うと箸やレンゲに付いた唾液の成分によるんだってさ(人によってはサラサラになりづらい人もいるのだとか)
何はともあれ、大汗をぶん流しながら食べる熱々サンマーメンは最高でした。