ベトナム料理専門店「カム オン ベトナム(CAM ON VIET NAM)」でランチ
場所は小田急線の南林間駅「西口」から徒歩1分(神奈川県大和市南林間1-8-3)
店内はカウンター席と大きなテーブル席。シンプルな基調の色合いでスッキリした雰囲気を演出している。
また窓が大きく明るく、電球の傘もなんだか洒落ていた。そして1人でも入りやすい(女性客が多めの印象)
カム オン ベトナムのランチメニュー
ランチは平日のみ。4種の麺類の他にバインミーあり。
なお4種の麺類セットには春巻きとご飯が付く。しかもどちらも2種類選ぶことが可能。
更にはデザート類の他に単品メニューもあり。シールで目隠ししてあるドリアンぜんざいが気になったよ。
注文したのは「ブンボーフェ(1,115円)」
サラリとしたスープは酸味とピリ辛が相まったもので非常にスッキリ。ただし後から牛肉の旨みがジワジワ伝わってくるね。妙にクセになる美味しさで味わい深い。
麺はフォーのような平麺ではなくストレート丸麺のブン。見た目はスパゲティみたいな感じ。
メニュー表によると粳米(うるち米)で作られた米麺とのこと。米で作られたのであれば米粉パンのようにムッチリした食感かと思いきやコシがなく柔らかでチュルルンと滑らかな口当たり。スープの絡み具合そして啜り心地も良いな。
具材はベトナムハム、レモングラス、タマネギ、牛スジ肉に小ネギがパラパラ。
ベトナムハムは見た目は魚肉ソーセージっぽいが食べるとスパムハムのような塩っ気と食感だね。
牛スジ肉はスープ出汁のアクセントか?と思いきや、味が抜けていることもなくしっかり牛の旨みが残っていた。
そのまま食べても美味いけど、トッピングのモヤシ、レタス、パクチーを追加。
仮にパクチーが苦手であっても、せっかくなのでパクチーを試すというのもありじゃないかな?そこで改めてパクチーが苦手だと再確認するか、ブンボーフェに入れて食べたら美味しく感じたというパターンもある・・・かも?
続いてレモン汁を絞り入れる。もともとスッキリ味のスープが酸っぱさを増すことによってグンと美味しさが上がったよ。なるほどレモンが添えられていたのも納得の味だわ。
2種類選べる春巻きは生を選択。中身はエビ、大葉、キュウリ、そしてベトナムハムとブン(米麺)がギッシリ詰まって食べ応えあり。
付属のタレはタマネギと人参、ピーナッツが入って甘酸っぱい酢味噌のような味。
ご飯はベトナム鳥カレーを選択。いわゆるチキンカレーってこと。
具材はジャガイモ、人参、鶏肉が1つづつと非常シンプル。しっかり煮込まれてどれも柔らかい。味はココナッツの風味がかなり強めで辛さはなく甘めな味付け。
とろみは無くシャバシャバ系なので、硬めに炊かれたご飯にカレーが良い具合に染みてくれる。しかし辛さやスパイス感よりもココナッツの甘みが強烈なので若干の物足りなさも否めず。
そういえば付属してきた食べるラー油っぽい調味料(聞いたらベトナムのラー油とのこと)を思い出したので、まずは生春巻きで試してみる。
ひとまず軽く味見してみると、最初はピリッとした刺激が舌先に伝わる程度で大した辛さじゃないじゃん?と思っていたが、後からヒリヒリ辛さがやってきて・・・これは強烈な辛さ。
そりゃ辛さの感じ方は個人差があるけど、ホントに辛い。口の中にジワーッと残るタイプ。
そこで甘酸っぱいピーナツ入りのタレで中和するもヒリヒリとした痛辛さが止まらず。だけど不思議とクセになる辛さと旨さ。
辛さが物足りなかった鳥カレーに入れてみると、わずかな量でもガツンと来る辛さが全面に出てくるが、あとから穏やかにココナッツの甘さが伝わってくる。このラー油はありだな。
更にはブンボーフェにも追加。トッピングのパクチーでニガニがした味が強くなってしまったけど、刺激的なラー油を足すことで辛さとパクチーの苦みが相まって、これぞまさしくベトナム現地の味。そんな気分になったよ。ベトナム行ったことないけど。