大衆焼酒場「ヤマシタ」に行ってきた
店内はJ-POPの流れる小洒落た感じ。
雰囲気的に若者が多いと思いきや、自分と同じようなオジサン世代や年配女性グループなども多く、また昼飲み率も高かった。
なお、ランチタイムでも喫煙可能。幸い自分が訪れたときは喫煙者はゼロだったが気になる人は座席同士が近いので厳しいかもね。
ヤマシタのランチメニュー
ランチはどれも900円と非常にリーズナブル。また平日のみランチメニューもあり。
これまた平日に限り90分飲み放題(1,000円)もやっている。
注文したのは「牛カツ定食(900円)」
ミディアムレアの牛カツは厚めに切られているので、回りに付いた衣よりも肉の噛みごたえの方が優先されてしまい、ザクザクとかサクサクなどという揚がった衣の食感は感じられず。
ちょっと歯で2つに噛み切ることは難しいのだけど、しっかりよく噛んで牛肉の旨味は味わうことが出来たかな?
そもそもローストビーフとは違って1枚1枚の厚みがあり、噛みごたえと適度な弾力はあるも、「硬い」というのとは違って普通に咀嚼して飲み込める。もちろん筋張った部位は無し。
添えられたデミソースはしっとり粘度のあるタイプ。穏やかな甘みの後に酸味がやってくるもの。カツの半分だけにソースがかかっている配慮が良いよ。全体的にバシャっとかかっていたら牛肉オンリーの旨味がソースでボヤケちゃうからね。
サラダは豪快な盛りつけ。かけられたサウザンドレッシングがサッパリ目。厨房の様子をチラリと見たら、エルドレッシングらしきをボトルに注いでいたっけ。
ここで卓上にあった一味の存在を思い出してパッパ。
ヒリリとした辛さとデミソースのコクが相まって、なんともシャープな味わいに変化。これはこれで美味い。ビールには間違いなく合いそうだ。
ワカメスープはしっかりと出汁が効いており、また胡椒ベースで少し辛めの大人な味。
実は最後まで「牛肩ステーキ」と悩んだのだけど、店員さんに「牛肩ステーキと牛カツはどっちが人気ですか?」と聞いたところ「この辺で牛カツを出す店は珍しいと思います」と言っていたのが決め手となったんだよね。しかも値段が900円だもんね。