Lunch&Dinner「Suekko(スエッコ)」に行ってきた
場所は小田急線の鶴間駅(西口)から徒歩2分(神奈川県大和市西鶴間1-15-9)
店内はソファー席を中心としたイタリアンバールのような雰囲気でゆとりある空間が広がる。
また置かれている小物や内装、そして流れるBGMも全体的に小洒落た感じとなっていた。
スエッコのランチメニュー
訪れた日は残念ながらオムライスとパスタのみの提供となっており、週替わりランチやステーキなどの提供は無し。
注文したのは「ラタトゥイユ(1,200円)」
本当は前菜として最初にサラダが提供されるも、全体像を撮りたいのでメインが出てくるまで待っての撮影。
夏野菜がたっぷり乗ったラタトゥイユは一口大にカットされたズッキーニを始めパプリカにナス、タマネギにトマトと具だくさん。
パスタにはしっかりソースが絡む、ねっとり粘度の高いもの。
柔らかい酸味のソースはほんのりトマトの甘みと粉チーズのコクが感じられ、また他の野菜が持っている本来の味が分るようにソースの味だけが主張することなく全体的にバランスの良い味付けとなっていた。
そしてもっちり食感のパスタは昔ながらのナポリタンを彷彿させる絶妙なベトつきがあって美味い。
また添えられたバジルの爽やかな苦みが口の中をリフレッシュさせて次の一口が引き立つよう楽しめた。なお麺量を聞くと茹で100gほどと教えて頂けた。
続いてマグカップに入ったコーンスープ。
荒ごしされたトウモロコシの食感とサラリと滑らかクリーミーなスープが相まりつつ、コーンの甘さをしっかり感じられるもの。
こちらも厚木にある契約農家さんのトウモロコシを使用していると教えて頂けた。
そしてサラダ。これがまたメチャクチャ山盛り。
実は最初に出ててきたとき、もしやこの下にパスタが敷いてあったりして?それをラタトゥイユと言うのか?と思わずマジマジと見ちゃったよ。
結果、やはり単なるサラダだけ。いやホントこれだけで凄いボリューム。見た目も色合いも鮮やか。
ドレッシングはコク深く、しかし酸味は控えめで野菜の味を上手に引き立ててくれるバイプレイヤー的な味わい。
単なる端物野菜だけではなく焼かれたオクラも添えてあり、チーズなんかもあったりしてとにかく色々と凝っているのが分る。
小鉢にはピクルス。パスタソースやドレッシングは穏やかな酸味だったけど、ピクルスはガツンと酸っぱくて味のメリハリが効いていたのが印象的だった。
トマトに添えられたチーズは薄ら塩気と優しいミルキーな味。パラパラ降りかけられたバジルから想像するに、やはりカプレーゼとして食べるのが正解だろう。
ここで卓上のタバスコをパッパ。タバスコは味変が強すぎるので数滴ほどポタポタ垂らしたのだけど、やはり辛さの刺激が優しく繊細なソースの味を上書きしてしまい、ややジャンク寄りの味わいに変化。まぁこれはこれで嫌いではない。
食後のデザートはリンゴゼリー。さっぱりした甘酸っぱさが良い口直しとなって良きかな。
ランチタイムの客層は女性が殆どでオジサンの自分には微妙に場違いさを感じつつも、素材に拘った料理やボリュームサラダも楽しめて大満足だった。