相模大野の「善吉 醸し屋」でランチ
場所は小田急線の相模大野駅(北口)から徒歩2分(神奈川県相模原市南区相模大野3-12-20)
ランチ営業は12時からとのことで12時のチャイムが鳴ると同時に入店するも、既に窓際とカウンター席にはお客さんの姿あり。
なお、常連さんが多めの印象で人気の高さが伺えた。
醸し屋のランチメニュー
ランチメニューは1種のみ。どうやら月の前半後半で変更されるようで、先月はアジフライ定食、今月の前半は冷や汁定食の提供(後半は塩親子丼だった)
ちなみにランチ営業について、先月は月水金だったが今月は火木土となっていた。
注文したのは「冷や汁定食(800円)」
ドンブリの中にはギラギラと脂の乗ったアジ、そしてカツオ。そこに薬味のミョウガに大葉、キュウリなどが添えられている。
またお米は神奈川県産の「はるみ」という品種で、それを大きな羽釜で炊いていたのが印象的。
氷の浮いた冷や汁はスッキリしつつも味は濃いめ。味噌のコクがしっかり感じられるもの。単なる冷たい味噌汁とは微妙に違ったな。
あと冷や汁と言えば出汁の中に食材として焼き魚や薬味が入っているイメージだったが、刺身を入れるってのと出汁を後から入れるタイプもあるのね。
出汁をドンブリに入れると器の底にはツブツブもろみがあるので、しっかり混ぜて頂きます。
薬味のタマネギとミョウガがシャクシャクとしたアクセントとなり、また脂の乗った味のコッテリ感、カツオのねっとり感が複雑に混ざり合い、後味にふんわり大葉の香りが鼻を抜けて実に美味い。思わず夢中で食べてしまったほど。
付け合わせは野菜コロッケ。これがまた厚みも具もたっぷりで荒めザクザク衣の食感とホコホコした芋の口当たり、下味も付いているためプレーンで食べても実に美味い。むしろ芋と野菜の味がダイレクトに味わえるのが良かったな。
ところで器を見て貰えれば分るけど、サイズがかなり深めでご飯もたっぷり入っているが、サラサラとお茶漬けのように非常に食べやすい。
ただし時間が経つと米が出汁を吸って膨らむため、予想以上にお腹いっぱいになると知ったよ。