しゃぶしゃぶ・すき焼きの店「闘牛艇」に行ってきた
場所は小田急相模大野駅(南口)より徒歩2分(神奈川県相模原市南区相模大野8-3-3)
お店はオーク調の色合いで入口の扉に小さなガラス窓、店舗を覆う板により店内の様子が伺えず、なんとなく小洒落た感が漂っているので少し入りづらい雰囲気。
しかし店の入口にあるメニューを見るとリーズナブルな価格帯なので意を決っして入店。
店内はL字カウンター席と窓際には個室になるテーブル席。
しゃぶしゃぶ・すき焼きのお店ではあるが、カウンターの上にズラリと並んだお酒を見る限り夜は居酒屋っぽくなるのかも。
闘牛艇のランチメニュー
しゃぶしゃぶやすき焼き以外にもチゲ鍋や週替りランチあり。
注文したのは週替りから「チキンと菜の花と味噌バターグリル定食(900円)」
しっとり柔らかいモモ肉は甘しょっぱい味噌の味とバターのコクがしっかり味わえるもの。味噌もベトッっとした甘さではなく、僅かな甘さとしょっぱさが混ざった感じ。
菜の花はエグみもなく、独特なほろ苦さとコリッとした食感がアクセントになっている。
添えられているのは大ぶりの舞茸。これもまた味噌バターがじっくり染み入っており、舞茸の弾力ある歯応えが楽しめる。
ちなみにご飯大盛りは100円増しとなるのだけど、通常でもお椀が深くたっぷり入っているので物足りなさは感じなかった。
ところでお店は「しゃぶしゃぶ・すき焼き」がメインとなっており、本来であればそのどちらかを選ぶのがセオリーだが、相模大野駅周辺には「牛太」や「しゃぶ葉」があることと、メニュー表を見るとしゃぶしゃぶもすき焼きも「国産に変更300円」と記載があったので外国産の肉を提供していると分かり、また、どうせなら調理した料理が食べたいと思ったことと、春らしい「菜の花」というワードに惹かれてしまって週替わりを注文した。
スープは人参の細切りが入った胡椒が強めの中華スープ。
小鉢はポテサラとレンコン。ポテサラの中には沢庵が混ぜてありコリコリした歯ざわりが楽しい。
なおサラダはエンダイブが1房豪快に乗せてある、なんとも斬新なサラダ。苦味はないけど若干ビターな味わい。
続いて卓上にある黒七味で味変。思えば黒七味なんて初めて見た。
味は七味よりも、山椒の痺れる爽やかな辛さがメインとなり、味噌バターの味にマッチして美味い。これは気に入った。自宅の調味料ラインナップに黒七味を加えたいわ。
お店は外からだと店内の様子がよく見えないことと、入口の木製扉から小洒落た感じが漂ってくるので入店するまで少し躊躇したけれど、1,000円以下の週替わりメニューでも手抜きはなく、しっかり美味しいランチを堪能することが出来たよ。