蕎麦や「信濃」に行ってきた
場所は小田急相模原駅(南口)から徒歩10分(神奈川県座間市相模が丘3-71-4)
お店はメイン道路から逸れた住宅街の一角に位置。まさかこんなところに蕎麦屋があるとは思いもよらぬ場所にあって、なんとも穴場っぽい。また駅から離れていることもありお店の横には2台分の駐車場あり。
店内はテーブル席と小上がりのみ。収容人数は少なめ。
昔ながらの蕎麦屋の雰囲気と思ったら、お店は去年の12月で50年目を迎えたそうです。
信濃メニュー
蕎麦うどんを始め、丼モノから定食、中華、セットなど多種多様。
またホワイトボードには店内限定のメニューあり(出前は不可)
注文したのは「みそ焼肉丼セット(1,150円)」
ギュッっと冷やされた蕎麦は気持ちよくパラパラと解け、また蕎麦肌はスルッと滑らかな啜り心地。そして蕎麦の1本1本が異様に長いため、腕を高く上げないと蕎麦つゆ入れに収まらず。
その事をご主人に伺ったところ、あえてワザと長く伸ばしているそうだ。確かに長いほうが啜り甲斐があるわな。
食感はパツッとしたコシ、蕎麦の風味、喉越しの爽快感が兼ね備えられて美味い。
めんつゆは鰹ベースの上品な香りが鼻を抜け、後からふんわり酸味というか独特な爽やかな後味がやってくる。もしや梅が入っているのだろうか?と、これまたご主人に伺ったところ、梅では無い何かが入っていると教えてもらった(詳しい内容は秘密でした)
続いて器にギッシリ詰まった味噌焼肉丼。
味噌の甘じょっぱくも濃厚なコクと深み、少し焦げ目の入った豚肉の苦味の香ばしさ、タマネギのシャッキリ食感と甘みが相まって美味い。
上の焼肉も量は多いが、下に敷かれたご飯も量も多くてボリュームたっぷり。
このタレの染み入ったご飯がなんとも言えない旨さなんだよね。紅生姜の食感と辛味も良いアクセントだよ。
お店はお蕎麦屋さんだけど、この焼肉丼、そして手作りのレンコンとゴボウの煮物の小鉢や絶妙な塩加減の白菜の漬物を食べてみて、おそらく定食系のメニューなども間違いなく美味しいだろうなと思ったよ。ホワイトボードメニューのオムライスも気になるところだね。
メイン道路から少し奥まった住宅街にあること、店の外にはメニュー提示がないこと、お店自体の宣伝をあまりしていないことから、訪れるお客も地元の家族連れや年配の方に愛されているお店なのだと理解。
店主さんが「あまり宣伝していない」「コロナでバイトが辞めてしまい今は夫婦2人のみで営んでいる」「バスケットチーム横浜ビー・コルセアーズの試合時にアリーナグルメとして出店しているので忙しい時もある」と言っていたので、もしかして撮影許可が降りないかも?と心配したが、ブログに記載しても良いと快諾を頂けて良かったよ。(ちなみにお店は横浜ビー・コルセアーズを応援しているそうです)