和食処 山海房|南林間ランチ - 料亭料理のような手の込んだランチが900円で楽しめる

2023年4月10日月曜日

南林間

和食処「山海房(さんかいぼう)」に行ってきた


場所は小田急南林間駅(西口)より徒歩3分ほど(神奈川県大和市南林間1-17-19

店内は非常に小ぢんまりとしており、5名ほどのカウンター席と2名掛けテーブル席のみ。
暗くて奥の様子がよく見えなかったけど、もしかしたら座敷があったのかも?

山海房のランチメニュー


名物の幕の内を始め、煮魚定食、うなぎ柳川、山海丼の4種類と至ってシンプル。値段はどれも1,000円以下とリーズナブル。また昼飲みのツマミとして一品料理もあり。

注文したのは「幕の内(900円)」


幕の内という名のお弁当箱なのだけど、ご飯と味噌汁、デザートは別途なので、中身は全ておかずとなっている。なお最初は蓋が付いているので、蓋を開ける演出から楽しめるのがイイ。

ラインナップは刺身、天ぷら、煮物、蒸し物の構成。とにかく見栄え鮮やか、彩り華やか。

天ぷらは5種類。
もちろん揚げ置きではなく注文してから揚げるので、アツアツの衣サクサク(下記動画の5:56秒あたりを見ると、揚げたてを詰めているのが分かる)

具材は海老、白身魚に野菜の構成。ジャブっと浸す天つゆではなく、衣の食感を損なわない抹茶塩で食べるってのが個人的にポイント高い。

また面白いのは海老天の衣にブブあられを使っていること。ガリゴリとした食感がまた楽しい。なお、ピンクの衣は雛あられを砕いてまぶしたもの・・・と、店主さんに教えてもらった。

本日の刺身はカンパチ、コショウダイ、マグロの3種。仕入れによって種類は変わるがどれも新鮮そのもの。ドリップなしの生臭さも皆無。


そういえばタイだと思っていたのがコショウダイという魚だったんだよね。これも店主さんに聞かなければ分からなかったよ。

当然だけど料理は全て手作り。どれも非常に繊細な下味。味が薄いということもないので醤油を垂らして・・・なんて一切思わなかった。まさに食材の味を上手に生かしている感じ。


また煮物の味付けた料亭のような絶妙な味付けで、甘くもなければしょっぱくもなく、なんとも言えない上品な味なんだよね。そして椎茸がこれまた絶品。

聞くと3日間ほど漬け込んだのだとか。ホント、どれも凝っているな~ってのがよく分かる。

おかずの種類が豊富なので、ついご飯もおかわりしてしまったよ。ちなみにご飯のおかわりは無料です。

店主さんに「どの料理も手間が掛かっていますね」と話すと「既製品を使うと楽だけど高く付く。なるべく安くするために手作りにしている」という話を伺えた。
いやぁ~その心遣いは有り難いことです。

何気に店主さんは結構な話し好きで、料理の話から地元の話題まで色々と語って思わず長居をしてしまったよ。
それぐらい居心地の良いお店だということと、料理の味付けも繊細で上品、なおかつ天ぷらも油っこくないので、年配の常連さんが多かったのも納得。またこの店の雰囲気と穴場感も
良かったな。

しかし刺身に天ぷら、煮物に蒸し物と種類が豊富、ご飯はおかわり無料、更にはデザートにコーヒーまで付いて900円は破格だよね。


和食処「山海房(さんかいぼう)」小田急南林間駅(西口)より徒歩3分ほど(神奈川県大和市南林間1-17-19)https://www.hirutanbou.com/2023/04/sankaibou.html名物の幕の内を始め、煮魚定食、うなぎ柳川、山海丼の4種類と至ってシンプル。値段はどれも1,000円以下とリー...

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