信伸(しんしん)|町田ランチ - 昔ながらの町中華。餃子の値段も昔ながら。

2022年12月28日水曜日

町田

中華の店「信伸(しんしん)」に行ってきた


場所は小田急町田駅(北口)から徒歩10分(東京都町田市森野2-20-10)

ガラスケースには年季の入ったディスプレイがあるのだが、お店自体は外観も内装もかなり綺麗。もっとタバコのヤニで色褪せた古めかしいイメージだったが拍子抜け。

店内は4人がけテーブルが3卓のみと収容キャパは少ない。混雑時には相席になるのであろうパーテーションが置いてあった。
そう言えば箸が逆向きに入れてあるんだよね。箸先を汚さないってのとホコリが入らないための配慮なのだろう。こういうところに気配りが出来るの、なんかイイ。

信伸のメニュー



ランチメニューはなし。セットメニューはラーメンとチャーハン。そして餃子かシュウマイが付いた信伸セットなるメニューあり。卓上メニューは無いので壁のメニューをチェック。

このとき店主に「メニューを撮影させて貰って良いですか?」と聞くと「どこかのお店の人?」と聞かれたので「趣味で食べ歩きをブログやyoutbeに載せている普通のサラリーマンです」と答える。


よく「なんで撮るの?」とは聞かれるが「どこかのお店の人?」と聞かれたのは初めてだったな。もしかしたら敵情視察だと思われたのかね?ひとまず「メニュー撮って良いよ」と快諾して頂けて一安心。

注文したのは「麻婆豆腐定食(680円)+餃子5個(190円)」


麻婆豆腐はやや弱めのトロミで滑らか。四川風ではないので花椒や山椒のような痺れる辛さではなく、唐辛子のヒリリとした辛さの中にかなり強めの生姜の味がやってくる。
そして穏やかに広がる甜麺醤(もしかしたら味噌?)のコクと深み。


この生姜の爽やかな辛さと香りが独特な味わいで、好みは分かれそうだけど個人的は好きな味だな。また面白いのはひき肉ではなく、豚こま肉が入っているところ。

手作り餃子はムッチリした皮の中に、ショリショリとした野菜の食感。肉もしっかり詰まって肉汁がポタリと垂れるほど。それで5個で190円って安いよね。もちろん美味い。



思わず店主に「餃子が美味いです。それで5個190円という価格にも驚きです」と話しかけたら「1回で1,000個ぐらい作って冷凍している」「作るのに2日かかる」「皮から手作り」「原価1個7円だけど今は10円」など色々と語ってくれた。

なお餃子には薄っすらと優しい下味が付いているので、最後までプレーンで食べてしまった。この店の餃子に限っては、その方が肉と野菜の旨味が分かって美味いと思った。

そのことを話すと「最近は他のお客も醤油も酢も使わずに食べていくことが多い」と言ってたっけ。やはり他の人も分かってるんだなぁ。

正直、入店してお冷を持ってきたときは、なんとなくぶっきらぼうというか塩対応な印象を受けたけど、メニューや料理の撮影許可と餃子のことを話したら饒舌に話してくれたので、初見はシャイというか人見知りだけど、話すと気さくな店主なのだと知ったよ。ちなみにお店は43年目だそうです。

ついでに「どれが良く出るメニューですか?」と聞くと「肉野菜炒め、レバニラ炒め、唐揚げが人気」とのこと。
「珍しいのは厚揚げと豚肉のカラシ煮定食、豚肉とナスの四川風炒め定食」とも教えてもらう。確かにカラシ煮って何なのか気になったもんな。

とにかくメニューの種類が豊富で目移りしてしまうけど、外せないのは餃子だと言うのは誰の目から見ても明らかだろう(たぶん)


更には3個(115円)だけの提供ってのも気が利いているよ。まさに味見程度に食べれるリーズナブルな価格だよ。

町田駅から少し離れた住宅街にある街中華「信伸」の様子はyoutubeにて紹介しています


中華の店「信伸(しんしん)」小田急町田駅(北口)から徒歩10分(東京都町田市森野2-20-10)https://www.hirutanbou.com/2022/12/shinshin.htmlランチメニューはなし。セットメニューはラーメンとチャーハン。そして餃子かシュウマイが付いた信伸セット。とにかくメニューの種...



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