そば処「大むら」に行ってきた
場所は小田急の鶴間駅(東口)から徒歩3分(神奈川県大和市鶴間2-13-38)
店前には約5台分ほどの駐車場あり。
店内はテーブル席の他に小上がり席。座席数は多め。
広々としており、なんとなく昭和っぽい雰囲気も良い感じ。
大むらのメニュー
蕎麦屋ではあるものの、中華に丼もの、洋食、ランチ限定メニューなどあり。
主要ラインナップは写真付きで分かりやすい。
また、そば粉については産地を限定せず、その時期に良いものを厳選して提供とのこと。
注文したのは「ほうとううどん(950円)」
具材は根菜類のみで肉は無し。主にカボチャがメインとなったヘルシーな一品。
鍋のサイズは5号ぐらいあるのかな?直径にして約15cmと1人前スタンダードサイズ。
味噌仕立てスープはサラリとしてコク深く、野菜から出た旨味が感じられるもの。
そしてこの極太な平打ほうとう。
コシはやや弱いも分厚くムッチムチな歯応え。麺肌はツルツルとして滑らか。1本が長くて重く、食べ応えは抜群。麺の量も多くてボリュームあり。
蕎麦と同様に麺も自家製なのか訪ねたところ、こちらは別途仕入れているとのこと。確かにこのお店は蕎麦屋だもんな。
じっくり味噌の味が染み込んだ根菜類はよく煮込まれており、特にカボチャがホックホク。
普段はあまりカボチャって食べないけど、ねっとり甘くて美味い。薄切りだけじゃない乱切りが入っているのもイイ。
ここで卓上の七味をパッパ。
ツルッっとした喉ごし、ムッチリ弾力ある麺の表面に穏やかな辛みの刺激が加わって美味い。
鍋の方にも加えてみると、まろやかなスープに辛味とカボチャの甘みが良いあんばいで調和されて、根菜類の旨味が更に引き立つね。
滋味深い味わいも楽しめ、後からピリリとくる辛さもあって2度楽しめる。
ところで肉は一切入っていないのだが、スープを吸った油揚げと旨味が染み込んだ椎茸が肉のようなジューシーな口当たりを演出。
ネギを加えると、爽やかな辛さとシャクシャク食感でさっぱりと味が引き締まる。
調子に乗って卓上のゴマを入れてみたけど、個人的にこれはちょっと微妙だったかな。悪くはないけど合いもしないって感じ。
ところで今回注文した「ほうとううどん」や「ぴり辛うどん」は期間限定の商品なのだけど、他のあったかメニューは特に冬場限定の鍋メニューではなく、オールシーズンで提供しているみたい。
山梨で食べる本場のほうとうは、打ち粉やカボチャが溶けてトロミ強めのスープになっているけど、あっさりとしたタイプも悪くないね。