中国小皿料理(中華火鍋)の店「南国亭」に行ってきた
場所は小田急町田駅(南口)又はJR町田駅(北口)から徒歩3分(東京都町田市原町田6-9-19)
店内は地下にあるも、照明が明るく暗いイメージはない。
2名及び4名テーブル席のみで店内はそこまで広くはないため、ランチタイムは混み合っている印象。
南国亭のランチメニュー
ランチタイムは11~16時までとロング。定食類及び火鍋はライスのおかわり自由。入口にの黒ボードに日替わりの掲示あり(写真じゃ見切れてるけど)
ただし日替わりは平日が750円で土日祝は850円に価格が変わる。
注文したのは「薬膳火鍋ホルモン(1,090円)」
ランチタイムはライスとデザートが付く。そしてライスはおかわり自由。
ステンの鍋に入った1人前サイズは思ったよりも大きく深め。ギッチギチに野菜が詰め込まれている。
具材は白菜を始め、小松菜、きくらげ、えのき、豆腐、長ネギ、春雨、生姜、棗(なつめ)、唐辛子の全10種。メニューには枸杞(くこ)が書いてあったけど良く分からなかった。代わりに小松菜が入っていたのかも。
また説明書きには「火を付けてから3分で食べられます」とあるが、これは臨機応変に対応だね。ちなみに3分ではホルモンはまだ凍っていたよ。
辛さをオススメのピリ辛でお願いしたのだけど、これがまた非常に良い辛さ。食べた瞬間はヒリリとした辛さが口の中を刺激するが、あとから旨味というかコクがじんわり広がっていく。いわゆる旨辛。
そもそもグツグツと煮えているので辛さもそうだか、とにかく熱いんだよね。
また薬膳の作用か食べているうちにじんわり汗をかく。この汗の出る感覚が凄く良い。まさに身体の芯から温まっている感じ。ただ「内側からキレイ」と謳い文句はあるけど、おっさんの自分には美肌効果よりもサウナのようなポッポとした発汗作用が嬉しい。
ところでこの一人鍋だけど、モツや野菜類を取るときに鍋が思ったよりも簡単にズレるので、うっかり鍋を倒さないように。なので、あんまり鍋の底から具材を引き出すのは止めたほうが良いかも。
さて、目を引く赤い丸っこいもの。これはなんだろう?唐辛子でもなさそうだしと恐る恐る食べてみるとドライフルーツのような甘さ。なるほど、これが棗(なつめ)か。
ホルモンはコリコリと噛みごたえがあるもの。しばらく煮てても柔らかくはならないが適度な弾力と歯応え、そして独特の臭さがあって「これぞホルモン!」という味。故に好き嫌いが分かれると思うけど、個人的にはこういう獣臭いホルモンも好き。
茹でられた春雨が膨らんでかなりの量となっている。それが旨辛いスープをたっぷり吸って非常に美味いんだわ。ご飯のおかわり自由とあったけど、春雨のボリュームがあるので1杯で十分だった。
白菜は細切りになっているので非常に食べやすい配慮が施されている。これはイイ。ご飯の上にスープをかけて食べるのもイイ。それを推奨しているのかご飯はかなり固めの炊き加減。
そういえば唐辛子が大量に入っているけど、実は最初は避けていたんだけどね。ただ種が抜いてあるので試しに1つ食べたらそれほど辛さはなく、普通に食べることが出来た。むしろ唐辛子がたっぷり入っていて正解だった。
しかし鍋料理と言うのは煮えるまでの見た目は綺麗だけど、食べ進むうちにゴチャゴチャして色味が悪くなってきたので鍋の撮影は止め。
やはり自分のペースでゆっくりと楽しめる1人鍋ってのも良いね。ただし思った以上にボリュームがあるので食べ始めから終わるまで自分の場合は1時間近くかかったので、時間に余裕がないと厳しいかな?鍋が熱いってのもあるけどね。