韓国家庭料理の店「どんぐり」に行ってきた
場所は小田急の南林間駅(東口)から徒歩1分(神奈川県大和市林間1-3-18)
店内はテーブル席のみ。飾り気がなく簡素だけど明るく清潔感がある。
入口ドアが開いていたため、外から中の様子が伺え入りやすい雰囲気だったのは良かった。
どんぐりのランチメニュー
ランチは3種類のみとシンプル。店長オススメメニューなんてものもあり。
注文したのは「イカ炒めセット(1,000円)」
大皿にたっぷり入ったイカ炒めは全体的にベトッっと煮詰められておらず、サラサラしたもの。具材はイカをはじめ、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、ネギ。調理途中に「辛さはどうしますか?」と聞いてくれる配慮あり。なので辛さは「おまかせ」でお願いした。
炒めたイカは適度な弾力があるも柔らかく食べやすい。ちなみにイカ炒めは「オジンオポックム」と言うみたい。
口の中をヒリヒリした辛さが回るも、後からコク深さというか旨味が穏やかに伝わってきて非常に美味い。辛いのにも関わらず炒めた玉ねぎの甘さが分かるのだ。言わば辛さの中に野菜の旨味や出汁が染み出している感じ。
よくあるチェーン店などで出てくるチゲ鍋等の量産的な辛さではなく、まさにこの店オリジナルの辛さというのがイイ。
・・・とはいえ、やはり辛いものは辛い。発汗作用でじんわり汗が出てくる。
今回は注文時に「おまかせ」で辛さを頼んだが、「辛め」でお願いしたらもっと辛いのが出てきたのかも。流石に激辛になると野菜の旨味なども分からなくなりそうなのでヤメ。
そう言えば韓国では茶碗を持ち上げて食べるのはマナー違反なんだっけ?あんまり気にしないで食べてたわ。
続いて自家製キムチ。
イカ炒めとはまた違った辛さで、コテッとした辛さとほのかな酸味、そして甘みが相まり、まさにビールに合う味付け。いつまでも舌がヒリヒリするような辛さではなく、辛さのメリハリが効いている。いやこれは本当に美味いわ。気に入った。
正直、イカ炒めもキムチも白米で食べるよりビールで食べたら最高だったろうな。
ちなみにビールは1杯500円。もし予定がなければビールを頼んでいたよ。
ところで店主さんより「材料の配分から日によって微妙にどの料理も辛さの具合は変わるけど、本場の韓国家庭料理の辛さで提供しています」と教えてもらった。また、使っている材料にも拘りがあり、例えば中国産のニンニクなどは使わず青森産を選んで使っているとのこと。
コストを考えると採算度外視となってしまうが、皆に美味しい韓国の家庭料理を食べてもらいたいという思いから、このお店を立ち上げたのだそうだ。なるほどね~