インド・アジアンレストラン&バー「SWAD(スワズ)」に行ってきた
場所は京急の津久井浜駅から徒歩30秒というか目の前(神奈川県横須賀市津久井2-18-23)
外にはインドとネパールの国旗が描かれており、お店の存在自体は随分と昔から知っていたのだけど、なんとなく入るのを躊躇していたんだよね。恐らく店内の様子が良く見えない(雰囲気が分かりづらい)ことが要因かも。
テーブル席が横に並んだ店内。壁にはヒマラヤ山脈の写真やガネーシャのタペストリーが貼ってあったり、天井には赤と青の装飾が施されており、派手なような地味なような独特な雰囲気。
ただ不思議と居心地は悪くなく、店内を流れるインドBGMもマッチしていた。
スワズのランチメニュー
注文したのは「日替わりセット(850円)」
本日の日替わりカレーは「チキンとナス」で深めの器にたっぷり。選べる辛さを「辛口」にしてもらったら、これが意外と、いや、かなり辛い。口の中がヒリヒリする刺激的な辛さで汗と涙が出てくる。しかもドロリと粘度が高いので辛さが余計に口に残る感じ。
全体に薄っすらギーが塗られたナンは、表面のカリッと部分とモッチリした適度な弾力があり、プレーンで食べるとほんのり甘い味。残念ながらナンは食べ放題ではない。
ところでインドでは左手は使わずに食事をするのだが、こんな大きなナンをどのように千切るか調べると、右手の人差し指と中指、薬指でナンを押さえ、親指と小指を使って引っ張り千切って食べるのがマナーとのこと。
そこで実際に右手だけでナンが千切れるのか試してみると、予想していた以上に難しいのだと知る。まぁ慣れなのだろうけどさ。
コツは親指と人差し指でナンを掴み、中指と薬指を起点として千切るというよりも、むしり取るって感じかな。詳しくは下記に載せたyoutube動画にて。
左手はカゴが動かないように添えるだけ。最初は難儀したけど途中から右手だけで食べるのが楽しくなり、また1度に千切れる量も一口サイズぐらいなので丁度よい。カレーを挟んで食べると手も汚れずに済む。
普段は気にせず両手でナンを千切っていたが右手だけで食べるのも良いな。うっかり左手を使いそうになるけどね。
しかしどうしてナンが涙のような形をしているのか、もしかして先っぽが細いと千切りやすいからなのだろうか?と勘ぐってしまったよ。
ちなみにサラダはよくある人参ベースのオレンジドレッシング。ただ上に黄色いブロック状のモノが乗っており、聞いたら大根とのこと。確かに沢庵っぽいなとは思った。
ところで「スワズ」というお店は西武新宿線の上井草駅前や新所沢駅前、相鉄線は西横浜の近くに川崎市の高津区、そして沼津市にもあるんだよね。たまたま店名が同じなのかと思ったが、帽子を被ったシェフのイラストが同じなので、どうやらチェーン店なのかも。
ドリンクはマンゴーラッシー。これがまた濃厚でねっとり甘く、辛くなった口の中を穏やかに解消してくれるのよ。この甘さ、かなり癒されると思う。
津久井浜と言えば観光農園にて芋掘りを始め、みかん狩りやイチゴ狩りなど電車でも行ける場所なので、狩りモノを楽しんだ後に立ち寄るのも良いかも。ちょっと入りづらいけどね。