チャイナダイニング「上海城」に行ってきた
場所は小田急の中央林間駅(北口)から徒歩2分(神奈川県大和市中央林間5-1-6)
店舗は路地の奥にあり、破れかけた赤いビニール天井やピンク色の看板がなんとも怪しい雰囲気を醸し出しているが、至って普通の中華屋さん。
店内は入口付近の座席は日中でもかなり薄暗く、落ち着いた雰囲気。
ただ写真を撮るには少し明かりが足りないかな?奥の座席は窓があるのでまだ明るいと思う。
上海城のランチメニュー
ランチはシンプルに3種。ライスとスープはお替り無料。更に1杯のソフトドリンクが付く。
セットメニューなんてのもあった。
注文したのは「四川土鍋麻婆豆腐(990円)」
土鍋のサイズは6号(直径20cm前後)ぐらいで深め。そこにフツフツと煮えたぎる四川麻婆豆腐がたっぷり入っており、なかなかのボリューム。ふんわり花椒の香りが食欲をソソる。
ひとまずレンゲにすくってみたものの、とにかく熱々なので少し量を減らして一口。
ビリビリビリッっと刺さるような痺れる辛さではあるものの、ジンジンと唇や舌が痛くなる辛さではない。辛さの中に挽き肉の旨味と甘み、山椒の爽やかさ、豆鼓が織り成す塩気具合など複雑に味が絡み合って非常に美味い。いや、マジで美味い。程よいトロミ具合もイイ。ラー油の加減もイイ。
食べ進むと鼻の下や額に汗が吹き出てくる辛さではあるが、激辛料理ではないので辛さで味が分からなくなるということは無し。言うなればコク深く心地よい辛さの麻婆豆腐だね。
ライスに乗せて食べると、これまた美味い。
おそらくオン・ザ・ライスする事を加味して硬めに炊いてあるのだろう。ナイス配慮。
また辛さも若干、抑えられてスルスルと食べやすくなるね。
付け合せの中華スープは辛くなった口をリセット。なんだか中華出汁を強く感じるのは口が麻痺しているせいだろうか?だがそれが妙に美味く感じる。
サラダには合鴨ロースが添えてあるのが嬉しい。しかも水っぽくべシャッとしておらずしっとり。塩味のちょうど良いザーサイの箸休めでサッパリ。
ソフトドリンクはアイスコーヒーを選択。言えば食後に提供してくれる配慮あり。
なんとなく四川料理って舌がヒリヒリ痛くなるような激辛イメージだったけど、辛さよりも痺れる感が強く、それがまたクセになる刺激的な味で良かったよ。唐辛子よりも花椒が多めというのもポイントだね。