ダイニングカフェ&バー「ペメル(pemell)」に行ってきた
場所は小田急の南林間駅(西口)から徒歩1分(神奈川県大和市南林間1-7-11)
駅から物凄く近いのだけど、何故か見落としがちな路地の片隅にあるお店。
ランチの登り旗が立っていなければ、あまりに周りに同化しすぎて分からないかも?
店内はブラウンを基調とした色合いで全体的に落ち着いた雰囲気。レトロ調とはまた違った趣があって非常に居心地が良く、マスターと奥様2人の穏やかな接客もイイ。
また訪れたのが雨の日でたまたま店内は1人だったというのもあるが、少し薄暗くも窓から見える雨の様子と店内を流れる懐かしの歌謡曲が抜群の演出を醸し出していた。カウンターに座ってゆっくりコーヒーを飲むだけでも心が癒されると思う。
「ペメル(pemell)」のランチメニュー
ランチはA~Eまでの5種類あり、格安550円のDランチはお任せランチとなっている。ちなみに下の方に「9/12までのメニュー」とあるが、9/20現在でもこちらのメニューが使われていた。
注文したのは「チキン南蛮(880円)」
(本来は最初にサラダプレートが提供されるのだけど、全種類が揃うまで敢えて待ちました)
ザクッとした衣に包まれたチキンはタレが上からバシャっとかけられておらず、薄っすらと下に敷いてある状態。カラリと揚がった衣をフニャらせるよりも、しっかりと衣の食感を楽しむことが出来るよう配慮されているのは嬉しい。
たっぷりタルタルソースは玉ねぎのショリショリした食感、やや強めの酸味、コッテリとした口当たりとクリーミー加減が絶妙。チキンが分厚く食べ応えあるってのも良い。
サラリとしたスープ状のタレに絡めて食べると、タルタルの濃い味の後にスッキリと爽やかな甘酸っぱさが感じられて更に美味い。
サラダプレートにはバゲットとマッシュポテトが添えられている。
ポテトの上にはカレー味のコリコリした何かが乗ったワンポイント。なんだか手が込んでいるよね。ねっとりしたポテトにカレー風味が相性抜群。
サラダのドレッシングは香辛料が入ったサッパリ塩味のオリーブオイルかな?トッピングのサクサクとしたフライドオニオンと野菜の瑞々しさが相まっての上品な味わい。
バゲットにはバターとベリー系のジャム。乗せるものが同じではなく、あえて2種類というのが洒落ているわ。いわゆる食の三原色である「赤・黄色・緑」となった見た目も美しい。
卵スープは溶いた卵が細かくなって滑らかな舌触り。また、しっかりコンソメが効いての優しい味わい。ホント、どの料理も丁寧に作られているというのが分かるよ。
ちなみにご飯はお替り自由。ただチキンが大きめであるのと一口サイズのバゲットがあったりとで意外とボリュームあり。
関係ないけど店内を流れる落ち着いた歌謡曲の選曲がメチャクチャ良いんだよね。おそらくUSENだと思うけど、思わず食べながら脳内で歌っちゃったよ。