活魚・イワシ料理の店「食事処 黒潮」に行ってきた
場所は「千葉県山武郡九十九里町片貝6764」
目印はドラッグストアのヤックス九十九里店の駐車場。というのも店舗は路地にあって、店の住所どおりにカーナビを設定すると入れないため注意。
ヤックス駐車場に店名があるのでそこに駐車。
店内はテーブル席とカウンター席のみ。
壁にはズラリとメニューが貼ってあり、なんとなく居酒屋っぽい雰囲気。よく見ると有名人の色紙が色々と飾ってある(ただ分かったのは内田有紀だけだった)
「黒潮」のメニュー
クリアファイルに入ったメニューもあるが、見やすいのは入口に貼ってあったメニューかな?なので入店前にチェックしておくのが良いかも。
注文したのは「活あじ刺身定食(1,200円)」
「活アジ」と名前が付くだけあって、つい先程まで入口の水槽で泳いでいたアジをその場で捌いての姿造り。盛り付けと金色に輝くアジの色合いがなんとも美しい。しばらく魚体を見ていると反射でピクピクとヒレや体が動くのだ。
鮮度の良さは言わずもがな。当然、生臭さは皆無。銀皮を残したアジの食感はコリコリした弾力があり、また皮目には脂が乗って、ほのかな甘味を感じる。
一説によると、釣りたて(締めたて)よりも1日置いて熟成させてからの方が旨味が増して美味いという意見もあるが、実際に鮮度抜群の締めたてを食べたら、これはこれで美味いと思う。
・・・というか、ピクリと動く姿を見ちゃったら、反射だというのは理解しているけど「熟成させた方が美味しい」なんて言えなくなっちゃうよね。アジちゃん美味しく食べてあげるからね。
たっぷり乗った薬味ネギと生姜を添えて食べると爽やかな辛味とアジの旨味が相まってシンプルに美味い。ご飯の上に乗せて食べると更に美味い。
なお、御飯はやや固めに炊かれたどんぶり飯。アジ1匹に対して適量。
付け合せは味噌汁、ウリの漬物、小鉢でひじき。
ウリの漬物がしっかり漬かっており、また微妙にピリ辛でご飯に合う。良い箸休め。
九十九里有料道路の不動堂ICを中心に観光客向け相手の飲食店が立ち並ぶ、通称「焼きはま街道」というのがあるけれど、街道沿いから少し外れた目立たない路地に、まさか水槽から取り出したばかりの鮮度抜群なアジが姿造りになって1,200円という価格で食べられるの穴場の名店があるとは思わなかったよ。これは良い発見だったな。