「スーパーフーズブラジル(Super Foods Brazil)」に行ってきた
- Brazilian restaurant in ayase city, kanagawa Japan -
場所は相鉄線かしわ台駅の西口から徒歩15分(神奈川県綾瀬市寺尾中4-1-1)
店の横には4台分の駐車場あり。
店内は雑貨屋ブースの奥に飲食ブース。カウンター席とテーブル席そして多くの色紙あり。たぶんブラジルのサッカー選手なのかね?よく分からんけど。
カウンターには白いポットに入った無料のコーヒーサービスあり。またホワイトボードには卓上メニューには載っていないオススメメニューあり。ただし写真が無いので料理の内容と値段は店員さんに聞く感じ。なお日本語は普通に通じます。
「スーパーフーズブラジル(Super Foods Brazil)」のメニュー
ランチメニューは無し。定食系からハンバーガー、パステルというブリトーを揚げたようなモノ。どれも日本語表記と英語表記があるので安心。
注文したのは「Feijoada -フェジョアーダ- (1,150円)」
メニュー写真を見るとワンプレートに乗ったカレーっぽい感じだったが実際は個別となっていた。やはりこっちの方が見栄えが良くてイイな。
さてフェイジョアーダ。大量に入った黒豆とサラリとした黒いスープが一見するとおしるこっぽく全く味の想像が付かない。
恐る恐る食べると薄っすらと塩味のするスープはあっさりした味。黒豆のまろやかな甘みと肉の塩加減が絶妙でクセが無くて美味い。
具材の豚肉は主にソーセージとベーコン、それに豚耳らしき細切れが入っている。
輪切りソーセージはプツッとした歯ごたえの皮と肉がみっちり詰まっており、いわゆる自家製ソーセージの味。
そしてほのかにスモーキーな香り。また豚耳のコリコリした食感がアクセントになるのもイイ。
最初は無難に「牛カツ&トマトソースのチーズかけ(bife a parmegiana)」もしくは「牛ステーキ&玉ねぎ炒め(bife acebolado)」にするつもりだったけど、どうせなら食べたことがない珍しいブラジル料理を試してみようと「フェジョアーダ(Feijoada)」にして正解だった。
確かに食べたことない斬新な味だし美味しいわ。しかしフェジョアーダなのか、フェイジョアーダなのか謎。
ライスの横に添えられたのはケールと言う葉っぱを千切りにした炒めもの。味付けは塩コショウと少しガーリックパウダーが効いている。
ところでケールは「青汁」の材料として使われているのだけど苦味は皆無。なんとなく「ほうれん草とベーコンの炒めもの」っぽい味付けに似ているかな?
黄色い粉は「ファロッファ」なるキャッサバの粉(farinha de mandioca)と教えてもらう。
そもそもキャッサバが何なのか分からずに調べたら芋だと判明。
しかもタピオカの原料なのね。店員さんいわく「フェイジョアーダに振りかけて食べる」と言っていたが、まずは味見。
見た目がきな粉っぽいので甘いのかな?と思ったら、これもまた微妙にスパイスというか塩味のような下味が付いておりショリショリとした食感。
そのままプレーンで食べても意外と美味い。フェジョアーダに乗せて食べるともっと美味い。いやこれ気に入ったよ。
そういえば卓上にはキャッサバに似た粉がケースに入ってたけど別モノか?と試すと、キャッサバだった。
フェジョアーダに限らず他の食材に振りかけて食べるのがブラジルスタイルなのかもしれない(たぶん)
更に卓上にあった辛そうなソースを垂らして味変。穏やかだった塩味からヒリヒリ痺れる辛さが増してこれはこれで美味い。
ただこれ何だろう?ボトル内にて上と下とで分離しているのでタバスコとは違うような感じ。オリジナルの辛いソースなのかね?妙にクセになる辛さだった。
付け合せの玉ねぎみじん切りはかなり酸っぱい。ワインビネガーなのかな?ツンとくる強めの酸味とシャクシャクした歯触り、玉ねぎの辛さが相まって口の中が爽やかになるね。
続いて入口にある雑貨屋の雰囲気を撮影させて頂いたので軽く紹介。
商品には日本円での値札あり。また裏面にはシールにて日本語の説明書きあり。
スパイス類は量が多目に入っているのに150円と安いね。フェジョアーダで使われている黒豆やレトルトパックもあったりする。
あとはカルディとか業務スーパーで見たことあるお菓子のパッケージがチラホラ。
しかし英語表記のド派手なパッケージは見ているだけでも妙に心躍るものがあるな。
思えばブラジル料理は「シェラスコ」と「ポン・デ・ケイジョ」ぐらいしか食べたこと無かったので、今回はブラジルの国民食と言われる「フェイジョアーダ」が食べられて良かったよ。